裂織り魅力
布地を裂いて織る裂織り。
糸と着物が材料で、糸で経糸をはり、横糸として裂いた着物や糸を手織りしていきます。
まず着物・・・・
着物は古布がよいと言われていますが私は、色で選んでいます。
着物は殆どが正絹でシルク!!。
(ウールや綿等もあります。)
次は糸・・・。
糸は紡いだ糸を使用しています。
私が思うに・・・。
どちらも天然素材なので、体に優しいですね。
そしてこの材料で手織りしていくので、シルクの光沢としなやかさがあり、風合いのある布に仕上がるんです。
更に、布を裂くので幅が均一ではないのですが、この不揃いということが手織りをしていくと、柔らかい雰囲気をかもしだし、なおかつ厚みがあるので重厚な感じになります。
光沢、重厚、しなやかな柔らかさが合わさると、何とも言えない風合い、高級感、そして何よりも芸術を感じるイッピンが反物が出来上がるんですよ!!。
私はこの魅力にときめいて、裂き織り(さきおり)にはまりました。
ここから後の出来栄えは、私の合わせる組み合わせ、着物や紬糸の出会いによってかわります。
素敵なイッピンを探していきたいです。